住宅ローンとリフォームローンにかかる費用を
一本化するためには・・・
通常、リフォーム資金を金利の安い住宅ローンと一本化するためには、物件の売買契約およびローン申し込み時に、リフォームの工事請負契約書が用意できた状態でなくてはなりません。
リフォームの工事請負契約書が用意できているということは、リフォーム業者が決定し、見積も取り、契約も結んだ状態であるということ。
しかし、物件の購入申し込みから売買契約までの期間は、たいていの場合がほんの1週間程度です。たった1週間の間に、リフォーム業者の選定から見積、契約まで行うなんて、実質不可能に近いですよね。
では、物件探しとリフォーム業者探しを同時進行で行うなら?
残念ながら、やはりそれもあまり現実的とは言えません。まだ購入してもいない物件の鍵を勝手に開けて、リフォーム業者を室内に入れて見積を取ることなどできませんし、見積も取れない状態では、業者を決定することもできませんから…。
住宅購入とリフォームのローンは一本化した方が絶対にお得、と分かっていても、なかなかその通りにできないのには、住宅の売買契約にこうした背景があるからです。